ビジネス心理学

パーキンソンの凡俗法則 〜前編〜

 

パーキンソンの凡俗法則(ボンゾクホウソク)とは

組織はどうでもいい物事に過剰にエネルギーをかけるという法則。

「組織は、難しいと感じること(重要度の高い)より簡単な(重要度の低い)議題に時間を多く注ぐ」

 

 

パーキンソンの凡俗法則は日本では「自転車置き場議論」とも呼ばれています。

 

[st-kaiwa2]どうして「自転車置き場議論」とも呼ばれるんじゃ?どうしてじゃぁ?[/st-kaiwa2]

 

というのもパーキンの凡俗法則といえばこれといった代表例があるんです

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-search” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#66BB6A” color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]代表例[/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

ある組織が、「原子力発電所 」と 「自転車 置き場 の 建設 」について 審議をしました。 当然、 原子炉 の 建設 計画 は、 費用 は 巨額にかかります。

しかし、 話 は 技術的 にも 難しく、 複雑 な ため、 多く の 人 は その 内容 を なかなか 理解 でき ませ ん。 その 結果、 一部 の 専門家 や 利害関係 者 の 主張 が 強調 さ れ、 会議 そのもの は その 意見 に 沿い ながら 淡々 と 進ん で いき ます。

自転車 置き場 について は、 話 も 単純 です から、 誰 もが 臆する こと なく 発言 できる よう になり ます。 どんな 設計 に する かなど、 議論 は 非常 に 詳細 にまで 意見が飛び交います。 しかし、 そもそも 自転車 置き場 が 必要 なのか といった 根源 的 な ポイント について は 話し合わ れる こと は あり ませ ん。 ひたすら 重要度の低い こと について、 誰 もが 自分 の 存在 を 誇示 する かの よう に 発言 を し、 無駄 に 時間 が 過ぎ去っ て いく の です。

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この代表例の重要度の低い(専門知識不要な簡単)「自転車置き場の建設」から

パーキンソンの凡俗法則の別名「自転車置き場議論」と名付けられているのです

 

客観的に見ると「いやいや、時間かけるところそこじゃないだろお~」と思いますよね

ですが、平気でこのように重要度の高い(難しい)問題は疎かとなり、重要度の低い(簡単)問題が重要視されています

 

そこに違和感を感じている人達がよく言うのが「無駄な会議」「無駄なプレゼン」等といった言葉です。

 

どうして人はパーキンソンの凡俗法則の型にはまるの?

人はどうしても「難しい」「悩む」事が重要度の高いことと分かりながらもなるべく避けたい性質があるのです。

 

これはこの記事でも書いてある通り「リスク回避思考」が関係しています

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先程あげた「自転車置き場の建設」のような簡単なテーマには口出しがしやすいということに加えて、

●面倒なことから逃げたい

●物事の本質を捉える力が弱い

●費用対効果に対する意識が鈍い

といったことが考えられる

 

時間給を多く貰っている人程重要度の高い物事に取り組むべきで、緊急度の高い仕事は時間給の少ない人にこなしてもらうのがいいだろう

 

「なんだか今日はとても忙しく感じる」というのはあなたが頭のどこかで重要度の高い物事をしなければいけないと分かってはいるが、どうしても緊急度の高い物事をこなそうとしているからであることは確かだ

 

ちなみにパーキンソンは経済学者なのでこの法則を仕事量でのパターンと収入でのパターンで発表しました

第一の法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間を満たすまで膨張する

 

抽象的で少し分かりずらいと思うので、簡単に説明します

 

学生時代の宿題を思い出してください。

学校の先生から「夏休み明けに集めるから必ずやってくるように」と言われ夏休み前に先生からたくさんの宿題(仕事)が配られます

あなたが宿題(仕事)を7月中に終わらすことのできる能力があったとしても期限は8月いっぱいなのでどうしてもダラダラして8月ギリギリまですれば時間が膨張させますよということ。

 

社会人であれば上司から「資料を一週間後までに作るように」と言われると

あなたの能力なら3日で作れるところ一週間時間を費やしてしまうということです

 

これが

「与えられた時間を使い切るために仕事量を膨張させる」ということです

 

なので「仕事を常に業務内休まずやらなければならない」と感じるのもこの心理が働いています

「自分の保守のために仕事をとにかく増やす」

そんな心理がはたくことをパーキンソンは突き止めたのです

 

第二の法則:支出の額は、収入の額に達するまでに膨張する

 

昔は日給制だったので

「その日入った収入はその日のうちに使い切ってしまう」といういみです

 

もっと簡単にいうと

人は「お金が入るとそれだけお金を使いますよ~」ということですね

 

「収入に合う支出をしているだけ」確かに借金をせずに見合った支出をしている

特に何も問題はありませんよね。

 

ただ少し違和感をかんじます

 

少しの違和感がもたらす多大なる影響「パーキンソンの凡俗法則」

こちらの記事では

パーキンソンの凡俗法則がもたらす影響と対策を書いています

続き

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